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TVアニメ『オオカミさんと七人の仲間たち』は何を間違ってしまったか その1

いち原作ファンからアニメ版への、よくいってイチャモンです。
ブログで作品の悪口を言う事を良しとしない方にはお勧めできません。

とは言っても、今回は原作改変の是非の話で『オオカミさん~』にはほとんど全然触れていないのですが。(あまりに前フリが長かったので分割しました。その2から読んでも大丈夫かも)



結論からいえば、スタッフが本質を見誤ったことが原因だと思うのですが、以下は、この結論に至るまでのグダグダした論考です。


このアニメ版を振り返って思うのは、

「こんなはずじゃなかった…」

ということ。
アニメ化を期に、今までオオカミさんシリーズを知らなかった人たちに、その魅力が伝わり、原作シリーズの人気もうなぎのぼり!
自分が好きな小説やマンガ、ゲームなどがアニメ化される時、ファンがいつも抱く思いでしょう。(そして原作版元も)

だが、今回のアニメ版は、それほどの魅力を発揮できなかったように思います。(キャラが薄く感じましたし、ナレーションもちょっと…)
いったい何が原因だったのでしょうか。


一般に、などと断りを入れるまでもなく、原作をアニメ化する時には2つの道があります。
ひとつは、原作の忠実なアニメ化。もう一つは、原作クラッシュアレンジです。

これは、どちらのスタンスが正しく、どちらが間違っている、と言えるものではないと思います。

原作忠実派としてはその極北に『銀河英雄伝説』のOVAシリーズが挙げられるでしょう。新書ノベルズにして本編10巻+外伝を全110話のアニメシリーズとして描き切りました。
一方で原作改変の名手としては押井守監督が挙げられるでしょう。『うる星やつら』『機動警察パトレイバー』『攻殻機動隊』などの原作を押井色に染め上げて制作されたアニメ作品は高い評価を得ています。他にも首藤剛志さんなどは「原作があると、縛られるようで嫌」などと言うくらい、改変の許可なしには原作物はやらない事にしていたそうです。(もっとも昔は原作は改変してナンボでしたが)

とはいうものの。
「メディアの違いを理解せよ!」(某生徒会長)であります。
メディアにはそれぞれ得意とする表現と、苦手とする表現があって、それぞれに合わせたアレンジなしには作品は成り立たないし、諸般の事情と言うものもあります。(原作で遅く出てきた人気キャラの処遇とか)

原作に忠実と言われる『銀河英雄伝説』のOVAシリーズでも様々な改変がある事はウィキペディアでも指摘されています。

逆に、原作(特に原作小説の文章)をそのまま脚本形式に流しこんだかの様な“原作に忠実”なアニメは駄作になる事がほとんどです。それはメディアの違いを理解しないままのやっつけ仕事だからと言えるでしょう。(このあたりの事は「シナリオえーだば創作術」のどこかにあったはずなのだけれど、見つからないので、興味のある人は探してみてください)



というわけで。
原作改変自体は良くも悪くもないけれど、やるならうまくやれ。
やらないんならやらないで、アニメに翻訳するための最低限の翻訳はしっかりやれ。
が本稿の結論なのですが。

これがどう、TVアニメ『オオカミさんと七人の仲間たち』につながるかは、その2をご覧ください。
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